九州自然歩道歩行記録
3月29日 | 9時48分 | 柚ノ木原出発。 前回ここに来た時は、梅の花と菜の花が咲いていたが、今日は いろんな花が咲いている。 民家を通り抜けると、みかんの木があり、木の下には沢山 みかんが落ちている。今日は長丁場なので、食料の他にみかん も持って来た事を思い出す。 みかんの木を通り過ぎると、山道に入る、でもすぐに林道に出る。 前回はここの標識をそのまま信じて林道を右へ行ってしまい時間 がなかったので諦めたところだ、5〜6年前に林道が出来たと地元 の方に教えてもらった。元々はそのまま登っていたのだ。 現在は林道に出て20m右手に行き、手すり付きの階段道を左手 に登れば良い。この道をジグザグに登って行くとやがて尾根に出る。 あとは、尾根道を行けば良いが、あまり人が入っていないようで 落葉等で分かり難い道になっている。一箇所だけ特に分からない所 がある。それは下に林道が見える場所で、なんとなく行くと林道へ 降りるのかなと思うのだが、これは誤りで鋭角に曲り登る道が正解 である。ここだけ注意しないといけない。あとは尾根道のアップダウン を繰り返して行き、岩が多くなって来たら神社に出てベンチの前を 奥に行くと山頂だ。 |
10時47分 | 黒岳着。 目の前に黒髪山系が見えている、ベンチに座りおにぎりを1個食べ エネルギーを補給する。 赤田へ下るルートが分かり難い、一人通れる位の岩の間を抜ける のがルートだ。あとは分かり難いところはなくどんどん下って行くと やがてたんぼに出て民家が現れると赤田の部落で国道に出る。 国道を伊万里方面へ登って行くと左に入る道があり登って行き、 下ると筒江に出てT字路を右に行く。標識が2箇所にあり方向が 一致していない。畑仕事をしている人に尋ね右手に行く。 やがて少年自然の家に出る。自然の家の中を通り抜け行くと 巨岩が立ち並ぶ乳待坊に・・・沢山ある仏像を見ながら行く。 やがて車道を終え登山道へ見返峠まで200mとある。 |
|
12時03分 | 見返峠着。 計画より約30分遅れ、スタート時点で20分遅れだったので・・・ ここは3度目だ。 いつもは登ってくる道を龍門峡へ下る。 前回登った時は大雨で雨宿りした岩を懐かしみながら下る。 何時来ても気持ちの良い場所だ。 やがて駐車場に着く。沢山の車だ。ダムの右岸の道を行く。 大きくカーブした先から右手に登る標識がある。 急な道を登って行く、ほとんど人が歩いていない感じで5cmくらいの 石がいたるところにある。雨で流れて来た感じの道になっている。 足元がしっかりしない道をどんどん登って行き、やがて頂上付近に まで登り詰めると道がはっきりしない。 先程から空腹を感じていたので、岩場のところで昼食とする。 おにぎりを食べながら、道を確認のためすこし先まで行ってみる事に 間違いがないと確認して戻り昼食の続きをする。 ここからは、テープでのマークがあり安心して下って行く。 ここで予定していた道ではなかったこともあり思わぬ時間が必要で 予定をどんどん遅れて来ている。 下りの道はやがて林道に出る。林道を登って行きやがて下ると 棚田が見えて来て池の横を通りすぎると集落に・・・ 集落を右に行くと唐船山の横を抜け城跡で神社のところに出る。 川を渡り松浦鉄道の山谷駅横の踏み切りを渡る。 |
|
14時13分 | 山谷駅着。 国道を渡り、すこし左手の道を入る。ここから登りになる。 民家の中を右に左と行き、やがてすこし勾配のあるコンクリート道を ひたすら登ることに、この道はつらい登りだった、そんな時に一匹の 猫がこちらを警戒しているのか、横の用水路から顔を出しては引っ 込めて、引っ込めたら先の方へ移動して、また顔を出す行動をして そのしぐさが可愛くて、きつい思いを和らげてくれた。 道はやがて杉林へと入る、この道の途中でみかんを食べる。 荷物が軽くなった気がする。 杉林を抜けすこし行くと国見道路に出る。すこし左手から林道を 行くと右手から登山道があり、山頂まで2.1kmとある。 しばらく行くと巣があるのか鳥達の警戒の激しい鳴き声がする。 その先で、猪に出会う。やがて山頂へ続くの広場に出る、右奥に 展望台が見えている。きつい登りだった。 |
|
16時13分 | 国見山着。 展望台へ上り、廻りの展望を楽しむ。天気が下り坂で見通しが悪く なってきている。小休止をし羊羹を食べエネルギー補給をする。 すぐに栗木峠を目指す。 休憩とエネルギー補給のせいか楽になり快調に歩く。 予定を1時間40分程遅くなっているので急いで行く。 |
|
16時45分 | 栗木峠着。 佐賀県の行程が終わる。 やっと1つの県が終わる。まだまだ先は長い。 ここで今日は終わりにしようかとも思ったが、最寄の駅までも時間も 随分とかかりそうなので、このまま長崎ルートへ入ることにする。 車道を下ると池の手前を左折する。舗装道路をどんどん行く。 やがて前からたぬきが歩いてくる、前を見ていないようで、どんどん 近づいてくる。前を見て私に気付くと慌てて横の林の中に逃げて 行った。コンクリートで舗装された道を行くと無線基地が見えてきた。 人がいるようで、車2台が止まっている。 ここが八天岳でもあった。 ここから先は、自然道になり歩き易い道だ。 今は、日没までに行ける所まで行かねばと急いで行く。 左手が杉林で右手が照葉樹林帯の中を下って行く。 20分でオサイ峠に着く。 写真を撮ってそのまま尾根道を行く。佐賀県側が伐採されている ので、明るく感じる。やがて右手に木立越に池が見えてくる。 すぐに池の下の舗装道路にでてしばらく行くと右にそして左にカーブ すると上宇土のバス停に出る。オサイ峠から27分。 1日3本の運行だ、この時間にはあるはずもない。 目の前に隠居岳が見えている。あれが最後かと思い車道を宇土越 まで行くと頂上まで1.1kmとある。30分と思い登り始める。 伐採中のようで注意の文字を書いたものが木に取り付けてある。 そんな中を日没を気にしながら行く。 |
|
16時27分 | 隠居岳着。 伊万里方面の街灯りや、車の灯りが目立ち始めている。 残ったおにぎりや行動食で夕食とする。 腹ごしらえが終わると下山。始めてのところなのですこしでも先まで 行くつもりで急いで降りる。左膝が痛み出した。 1km下ったら公園に出た、ここからは佐世保の夜景が一望できる。 懐中電灯を出すことなく車道に出たので一安心。 やがて平松の集落に出る。懐中電灯で道標を探しながら下る。 とうとう雨が降り出してきた。小雨だがもう少し待ってくれたらと 思いながら歩く。 西九州自動車道の下を通って行くとやがて陣内に、そして早岐の街 に、観潮橋の手前を左に行き早岐駅を目指す。 |
|
20時25分 | 早岐駅着。 | |
更新日 2008年3月31日